◇十二支
十二支は、日本の正月には欠かせない風物詩です。
年まわりを動物で表現する習慣は西洋では見られません。
十二支は一般には中国の暦の伝統から来ていると考えられますが、そのルーツを探ると、仏教に行き当たります。
須弥山(しゅみせん)の南方には諸物が現れて法楽を授けるという州がたった一つだけあった。
それが閻浮提(えんぶだい)。
ここは4つの島に囲まれていて、それぞれの島には3匹の獣が住んでおり、計12匹の獣が交互に閻浮提に来ては衆生(しゅうじょう)を救ったと言われています。
その十二獣とは、
東方・・・・獅子(虎)、 兎、竜
南方・・・・毒蛇(蛇)、馬、羊
西方・・・・びこう(猿)、鶏、犬
北方・・・・猪、鼠、牛
現在の十二支の動物たちと全く同じです。
これらの獣たちは、菩薩の化身と考えられていました。
そして、中国では、古来より天文学が発達していて、木星の位置を測るために天を十二に分けてそれぞれを子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)と字を当てました。
これが十二支の始まりと言われています。

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